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 環境省、電動トラック・バス性能評価実証事業(2次公募)採択結果を発表

発表日:2021.11.05


  環境省は、令和3年度「電動トラック・バスにおける性能評価実証事業(2次公募)」の採択結果を公表した。電動トラック・バスは、CO2を排出しない電気自動車だが、車両価格が割高なことや、充電設備が不十分であるなどの課題がある。日本の貨物車・バス等由来のCO2排出量は運輸部門の約4割であり、2030年度の温室効果ガス排出削減目標達成のためには、電動トラック・バスの導入が必須と考えられる。また、第5次環境基本計画に掲げる「地域循環共生圏」の構築や2030年度の温室効果ガス削減目標の達成、2050年カーボンニュートラルの実現のためにも、環境優位性が高いため、商用車部門における電動車市場を開拓することが急務とされている。同事業は、国内商用車メーカーやコンバージョンメーカー等における市場参入を支援、または利用者側による使いやすさ・コスト・事業継続性等における分析を支援するため、電動トラック・バスモデル実証を委託事業として募集したもの。今回、令和3年8月30日から9月30日までに応募のあった2件について、審査を行った結果、「EV バス普及に向けた国内技術の経済優位性の見える化((株)オリエンタルコンサルタンツ)」が選定されたという。

情報源 環境省 報道発表資料
機関 環境省
分野 環境総合
キーワード CO2排出量 | EVバス | 地域循環共生圏 | オリエンタルコンサルタンツ | 温室効果ガス排出削減目標 | 2050年カーボンニュートラル | コンバージョンメーカー | 経済優位性 | 電動トラック
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