国土交通省は、2050年カーボンニュートラルの実現に向けて「道路分野の脱炭素化政策集Ver.1.0」をとりまとめ、公表した。この政策集では、道路の脱炭素化を推進するための具体的な取組を整理し、4つの基本的な政策の柱に沿って目標やロードマップを設定している。──これまで、道路は国内CO2排出量の約18%を占めており、脱炭素化が急務であった。柱のひとつとして、道路管理者の協働や関係者の連携による「2030重点プロジェクト」を掲げ、具体的な施策を推進するとしている。今後、政策集を基に政府計画の改定を図り、道路管理者の協働のもとで脱炭素化の取り組みをブラッシュアップしていくという。