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汚水処理人口92.9%に 人口5万人未満の市町村では未だ8割
発表日：2023.08.22
国土交通省、農林水産省および環境省は、令和4年度の汚水処理人口普及状況を公表した。3省は、毎年合同で各々が所管する下水道、農業集落排水施設等、浄化槽等の汚水処理施設の処理人口を調査し、総人口に対する割合を統一的な指標である「汚水処理人口普及率」として公表している。令和4年度末における全国の汚水処理施設の処理人口は、1億1,624万人であった。これを総人口に対する割合でみた汚水処理人口普及率は92.9%(令和3年度末は92.6%)となったが、未だに約880万人が汚水処理施設を利用できない状況にある。特に、人口5万人未満の市町村の汚水処理人口普及率は、前回調査から0.7ポイント増の83.4％となったものの、全国平均からいまだ大きく後れているという。処理施設別の処理人口は、下水道1億128万人、農業集落排水施設等302万人、浄化槽1,178万人、コミュニティ・プラント16万人となっている。
