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 ドイツ連邦環境省、飲料容器の再利用システム推進のためリターナブルの表示を要請

発表日:2014.12.11


  ドイツ連邦環境省(BMUB)は、飲料容器の再利用システムを効果的に推進するため、使い捨て、およびリターナブル飲料容器のよりわかりやすい識別表示を促進するよう各州に協力を要請した。連邦内閣は、2004~2012年におけるリターナブル容器および環境配慮型の使い捨て容器の使用状況の公表を決め、BMUBも定期的にインターネット上に公表してきた。しかし、環境に配慮した飲料容器の割合は減少を続け、平均で47%にとどまっている。一方、ビールにおいてはリターナブル容器のデポジット義務が成功し、その割合は約86%で安定している。アンケートによると、消費者はしばしばよりリターナブル容器を好むものの、どちらを買っているかについては認識できていないという。そこで、政府は2013年、デポジットを払う飲料容器の購入の際、それが使い捨てかリターナブルかわかるよう、商品に明確に表示を記載する規則案を提出した。これらの規則は、連邦参議院において承認に向けて審議中で、BMUBは議案の検討と合意を各州に促している。

情報源 ドイツ連邦環境省(BMUB) プレスリリース
国・地域 ドイツ
機関 ドイツ連邦環境省(BMUB)
分野 ごみ・リサイクル
キーワード ドイツ連邦環境省 | リターナブル容器 | 使い捨て容器 | 環境配慮型 | 再利用 | 飲料容器 | BMUB
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