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 国連環境計画とワシントン条約、規制・保護対象生物種の情報活用を促す新サービスを開発

発表日:2015.10.12


  国連環境計画の世界自然保全モニタリングセンター(WCMC)と絶滅のおそれのある野生動植物の種の国際取引に関する条約(ワシントン条約、CITES)事務局は、規制・保護対象生物種を収載したCITESチェックリストとSpecies+ポータル(*)の情報を活用しやすくする新サービスを開発した。この新サービスでは、CITES締約国や税関職員などのCITESに関連する業務に携わる利用者が、CITESチェックリストとSpecies+ポータルから3万5000種以上の生物種の一般名や学名を引き出し、自国のCITESチェックリストや電子認可システムなどに直接取り込めるという。これにより、種名の誤りを減らし、リストの維持管理で作業の重複を減らせる。また、CITESチェックリストを種名の中央マスターデータベースとして設定することで、自国のCITESデータベースを最新の更新が反映された正確な状態に維持することもできる。(*)Species+ポータルは、CITES、ボン条約とその関連協定、EU野生生物取引規則のリストに収載された生物種の情報ポータル。

情報源 国連環境計画 世界自然保全モニタリングセンター(UNEP-WCMC) プレスリリース Species+ポータルについて
国・地域 国際機関
機関 国連環境計画 世界自然保全モニタリングセンター(UNEP-WCMC)
分野 自然環境 環境総合
キーワード 野生生物 | 国連環境計画 | UNEP | 規制 | 保護 | 生物種 | ワシントン条約 | CITES | 世界自然保全モニタリングセンター | WCMC
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