国連環境計画、土地利用により生物多様性が減少したとする研究結果を報告

発表日:2015.04.02

国連環境計画の世界自然保全モニタリングセンター(UNEP-WCMC)は、農業生産の拡大による土地利用の変化が生物多様性の減少につながったとする研究結果を報告した。同センターは、ロンドン自然史博物館や複数の大学と共同で行った研究プロジェクトで、280以上の文献から2万6593種の生物種を調査し1500年から現在までの生物多様性の変化を評価した。これによると、2005年までに各地の生物種の数が産業革命以前に比べて平均で13.6%減少し、特に被害の大きい地域では種の3分の1が消失したという。調査対象期間でこの100年間が最も減少している。研究チームは、このまま人為的影響が増加した場合、2100年までに多くの生物種が平均でさらに3.4%消失し、特に生物多様性に富んだ貧困国で減少が深刻化する可能性があるとしている。しかし社会が一致した行動をとり、森林を適切に評価することによって気候変動を軽減させれば、今世紀末までにこの50年間の陸地の生物多様性の損失を取り戻すことが可能になるとの見解も示した。

情報源 国連環境計画 世界自然保全モニタリングセンター(UNEP-WCMC) プレスリリース
国・地域 国際機関
機関 国連環境計画 世界自然保全モニタリングセンター(UNEP-WCMC)
分野 自然環境
キーワード 生物多様性 | 森林 | 気候変動 | 土地利用 | 国連環境計画 | UNEP | 農業 | 生物種 | 世界自然保全モニタリングセンター | WCMC
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