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 アメリカ環境保護庁、ブラウンフィールドの浄化・再開発の資金として1100万ドルを拠出

発表日:2016.05.05


  アメリカ環境保護庁(EPA)は、土壌が汚染されたまま放置されている土地(ブラウンフィールド)の浄化・再開発プロジェクトの資金として1100万ドルを拠出すると発表した。同国内にはこうした汚染地が45万か所あると推定され、EPAのブラウンフィールド・プログラムはこれらの土地の再開発を促し、地域社会による生産的活用を支援している。今回の資金により、東部地域(EPAのリージョン2の州を除く)に対する浄化対策での長期指導等(ニュージャージー工科大学)、リージョン2の地域に対するオンライン情報提供等(創造的土地再利用センター)やブラウンフィールドの基礎知識に関する研修会開催(カンザス州立大学)等のプロジェクトを推進する。1995年の同プログラム創設以来、プログラムの資金をてこに、216億ドル以上の公的・民間資金が浄化・再開発に投入されており、平均するとEPAの助成金1ドルあたり18ドルが誘発されたこととなる。また、これらの資金により、全国で約11万3000人の雇用が創出されたという。

情報源 アメリカ環境保護庁(EPA) プレスリリース
国・地域 アメリカ
機関 アメリカ環境保護庁(EPA)
分野 水・土壌環境
キーワード 土壌汚染 | 土壌浄化 | 土地 | アメリカ環境保護庁 | EPA | 再開発 | ブラウンフィールド
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