生物多様性条約、世界4地域の生物多様性の状態について報告

発表日:2016.05.22

生物多様性条約(CBD)は、5月22日の国際生物多様性の日に、アフリカ、アジア太平洋、西アジア、中南米における愛知目標達成の進捗状況と今後に向けた提案を示す4つの報告書を公表した。これらは、国連環境計画世界自然保全モニタリングセンター(UNEP-WCMC)が、2014年発表の地球規模生物多様性概況第4版(GBO4)と同じ分析方法で地域別に評価したものである。報告によると、4地域はすべて、20の愛知目標のうち5つの目標(保護地域、名古屋議定書の批准、生物多様性国家戦略・行動計画の導入、伝統的な知識の尊重、知識の共有・向上・適用)は順調に進捗しているが、4つの目標(海洋資源の持続可能な管理、汚染の低減、脆弱な生態系への圧力低減、生態系と重要なサービスの保護)では進捗が見られないという。また重点とする対策は地域によって異なり、アフリカでは生態系サービス評価やREDD+の活用、西アジアでは能力開発や政策立案、アジア太平洋では保護地域ネットワークの拡大、中南米では生態系サービス支払制度等の構築を進めているという。

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