欧州化学物質庁、REACHおよびCLPの運用に関する第2次報告書を公表

発表日:2016.05.26

欧州化学物質庁(ECHA)は、EUの化学物質規制であるREACH規則およびCLP規則の運用に関する第2次報告書を公表した。それによると、1万4000種の物質に関する5万4000件以上の登録書類がウェブサイトで閲覧できるなど、化学物質に関する豊富な情報の入手が容易になっている。これが化学物質管理の改善や製品の安全性向上、危険な物質の段階的禁止につながり、人や環境の保護が強化されているという。ただしECHAは、改善すべき点として、1)企業が提出する化学物質データの質の改善に向けた、企業のデータ更新義務の明確化、2)物質の微小構造に関するデータの充実のため、ナノテク素材についての法的要件の明確化、3)企業の物質分類登録の矛盾を解消するため、CLP規則の要件見直し、4)企業の負担軽減と消費者への情報提供充実に向けた、EUの他の化学物質法令に関して作成されたデータのREACHとCLPへの活用、5)循環型経済の観点からの、懸念の強い物質に関する情報報告義務の見直し、を勧告している。

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