中国環境保護部、9月30日~10月1日に北京・天津・河北地区で発生した深刻な大気汚染について報告

発表日:2016.10.09

中国環境保護部(MEP)は、2016年9月30日~10月1日にかけて北京・天津・河北地区の一部の都市で深刻な大気汚染が発生し、10月2日に緊急会議を開催したことを報告した。専門家の分析によると、この原因は数日前から大気汚染が起きやすい気象状況が続き、大気汚染物質の滞留につながる無風の日が多かったことにあるという。同地区とその周辺では9月26日以降、気圧場の影響の下、主に弱い南風が続き、強い寒冷前線は発生しなかった。また、上空の暖かい気温と地表からの放射の低温によって気温逆転層が発生、汚染物質の拡散条件が悪く大気質の悪化につながったという。汚染物質の構成要素を分析したところPM10が前年の5倍以上と高く、広範囲に立地する多数の建設現場等での粉塵管理が適切に行われていない可能性が示唆されたという。緊急会議の結果、専門家らは10月4日も汚染物質が拡散しにくい状況は続くが、夜に強い寒冷前線が訪れ、西から東へ向けて大気質は改善すると予測している。

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