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 アメリカ環境保護庁、健康と環境保全のため北マリアナ諸島に100万ドル近く助成

発表日:2017.03.30


  アメリカ環境保護庁(EPA)は、人の健康と環境を保護する能力の強化のため、北マリアナ諸島の環境・沿岸質局(BECQ)に96万2275ドルを助成した。BECQはEPAの前回の助成金を台風被害からの復旧(瓦礫処理、家庭有害廃棄物の回収、安全な飲料水の回復等)の支援に利用していたが、今回はサイパン島の流域の浄化(屋外トイレの汚物、不法な現場廃棄処理システム等による汚染の低減)や、汚染防止と運営費削減を目指す地域のホテルのグリーン化(エネルギー効率の高い照明やランドリーサービスの設置)促進に助成金の一部を充当する。そのほか、同助成では、1)海浜・水質の監視によるサンゴ礁や人の健康の保護、2)沿岸水域の漁業・水泳・海洋生物の安全性確保、3)飲料水の安全性確保、4)家庭や施設でのラドン濃度評価の実施、5)違法農薬の輸入禁止及び未登録の輸入農薬の使用禁止、6)漏出防止のための燃料貯蔵タンク検査、等も優先課題となっている。

情報源 アメリカ環境保護庁(EPA) プレスリリース
国・地域 アメリカ
機関 アメリカ環境保護庁(EPA)
分野 ごみ・リサイクル 自然環境 水・土壌環境
キーワード 海洋生物 | 水質浄化 | サンゴ礁 | アメリカ環境保護庁 | EPA | 環境保全 | グリーン化 | 健康影響 | 北マリアナ諸島 | サイパン島
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