国際持続的発展研究所、持続可能な農業手法の必要性を報告

発表日:2017.06.27

生物多様性条約(CBD)によると、国際持続的発展研究所(IISD)は、生物多様性の減少を阻止し絶滅危惧種を保護するため、持続可能な農業手法を広く実施する必要があるとの報告書を公表した。農業生産は世界の陸地の40%を占め、陸上生物多様性の予想される減少の原因の70%は農業にあるという。報告によると、農産物8品目(バナナ、綿花、コーヒー、ココア、茶、砂糖、ヤシ油、大豆)の持続可能性基準認証済み作物の市場は、推定で2012年の316億ドルから2015年に525億ドルに増加。基準に則った生産は現在、コーヒーでは50%、ココアは30%、ヤシ油は22%、茶は18%を占め、その他4品目は2020年までに10%以上になると予測している。しかし世界の農業全体における基準導入は不十分で、同8品目が100%認証されても世界の農地の12%に過ぎず、小麦やトウモロコシ、コメなど主要作物への基準導入が必要だという。報告書では、自主的な持続可能性基準の可能性のほか、基準導入の推進等における政策決定者の役割も示された。

情報源 生物多様性条約(CBD) プレスリリース(PDF)
国・地域 国際機関
機関 生物多様性条約(CBD)
分野 自然環境
キーワード 生物多様性/持続可能/絶滅危惧種/生物多様性条約/CBD/農業/国際持続的発展研究所/IISD
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