イギリス、道路沿いの二酸化窒素濃度を低減するための計画を発表

発表日:2017.07.26

イギリス環境・食糧・農村地域省(Defra)は、2040年までにガソリン車とディーゼル車の新車販売を終了することを含めた、沿道の二酸化窒素(NO2)濃度を低減するための計画を発表した。同国では近年、大気質の大幅な改善がみられ、NO2濃度は過去15年間で半減しているが、調査した1800以上の道路のうち4%は未だNO2濃度の許容基準を超過している。同国政府は、沿道NO2対策には局地的な取組が欠かせないとの認識から、これまで大気汚染対策に投じてきた27億ポンドに加え、今回の計画のために2億5500万ポンドを追加計上し、自治体に対して、速やかなNO2の低減と濃度基準の遵守につながる対策を実施するよう求めるという。自治体は8カ月以内に暫定対策を、2018年末までに最終対策を策定する必要がある。この他にも政府は、インフラ面の改善や公共バスの改良、持続可能な輸送への転換等といった自治体独自の取組を支援するものとして、大気浄化基金を創設する意向も明らかにした。さらに、運輸部門以外も視野に入れた包括的な大気浄化戦略を2018年に公表する予定だという。

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