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 アメリカ海洋大気庁、絶滅の危機に瀕した海洋生物種の回復のため2017年助成で580万ドルを拠出

発表日:2017.08.10


  アメリカ海洋大気庁(NOAA)は、絶滅の危機に瀕した海洋生物種の回復に取り組む州と部族社会に、2017年の活動助成として計580万ドルを提供すると発表した。これは脆弱な海洋生物種を、「絶滅の危機に瀕する種の保存に関する法律(ESA)」による保護を必要としないレベルまで回復させるための管理、調査、啓発活動を支援することを目的としている。580万ドルのうち、約110万ドルは4州と1連邦承認部族が実施する新規プロジェクト6件に、残りの470万ドルは20州と2部族社会が実施している継続プロジェクト22件に提供される。プロジェクトはいずれも、シロイルカ、アワビ、サケ、シャチなど、特に脆弱で近い将来に絶滅する可能性が高い海洋生物種としてNOAAが指定している8種の回復に重点的に取り組む。またこれに並行して、NOAAは2018年度の助成プロジェクトの募集も開始した。2018年も引き続きこれらの重要8種の回復が重点になるという。

情報源 アメリカ海洋大気庁(NOAA) プレスリリース アメリカ海洋大気庁(NOAA) 絶滅のリスクが高い海洋生物8種
国・地域 アメリカ
機関 アメリカ海洋大気庁(NOAA)
分野 自然環境
キーワード 海洋生物 | NOAA | 絶滅危惧種 | アメリカ海洋大気庁 | 回復 | 生物種 | 種の保存法
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