国際エネルギー機関、チリのエネルギー政策レビューで再生可能エネルギーの可能性を報告

発表日:2018.01.23

国際エネルギー機関(IEA)は、チリのエネルギー政策に関する最新レビューを公表し、同国は太陽光と風力の活用によって様々な利益を享受できると報告した。同国では2015年に、2050年に向けた国家エネルギー政策が採択され、制度改革や大規模なインフラ整備が行われるなど、エネルギー部門の発展が著しく、全国的な配電網も確立されている。また、技術コストの大幅な低下や政策措置を受けて、太陽光や風力エネルギーの拡大見通しも明るいという。シモンズIEA事務局次長は、「再生可能エネルギーを活用すれば、電力価格や燃料輸入依存度の低下につなげられるだろう。再生可能エネルギーや省エネを推進することで、炭素排出量や大気汚染の低減が可能だ」と述べた。一方でIEAは、各種の再生可能エネルギーをうまく取り入れるには、配電網や貯蔵等に対する追加投資が必要であり、配電面のイノベーションや競争を奨励する仕組が求められている、と指摘する。他にもIEAは、省エネ政策の強化、薪に代わる熱源の模索などを諸課題に挙げている。

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