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 欧州連合統計局、2017年のEU再生可能エネルギー比率は17.5%に上昇と報告

発表日:2019.02.12


  欧州連合統計局(Eurostat)は、2017年のEUの最終エネルギー消費に対する再生可能エネルギー(再エネ)の比率が17.5%に達したと報告した。2016年の17.0%を上回り、2004年の8.5%からは倍以上の伸びとなった。EUは、再エネ比率を2020年までに20%、2030年までに最低32%とすることを目標に掲げている。今回の報告によれば、再エネ比率が高い国は、スウェーデン(54.5%)、フィンランド(41.0%)、ラトビア(39.0%)、デンマーク(35.8%)と続き、上位5カ国中3カ国を北欧諸国が占めた。再エネ比率が低い国は、ルクセンブルク(6.4%)、オランダ(6.6%)、マルタ(7.2%)の順となっている。総じて、再エネ比率が2016年から上昇した国は19カ国にのぼった。2004年との比較では、再エネ比率は全ての国で大幅に増加している。また、加盟国は、それぞれ独自に国家として2020年に向けた再エネ比率目標を設定しているが、既に11カ国はこの目標を達成しているという。

情報源 欧州連合統計局(Eurostat) プレスリリース(PDF)
国・地域 EU
機関 欧州連合統計局(Eurostat)
分野 地球環境 環境総合
キーワード 再生可能エネルギー | EU | 最終エネルギー消費 | 欧州連合統計局 | 再エネ比率
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