アメリカ環境保護庁、有害物質規制法の化学物質目録を大幅更新

発表日:2019.02.19

アメリカ環境保護庁(EPA)は、有害物質規制法(TSCA)に基づく化学物質インベントリ(目録)を大幅に更新した。このインベントリには現在アメリカで製造、加工、輸入されている化学物質が登録されている。これまでも商業目的で生産・使用可能な化学物質数は把握されていたが、実際に市場で取引されている物質は特定できなかった。今回の更新によって、8万6228の登録物質のうち現在取引されているのは半分に満たないことが判明し、今後これらの物質を優先してリスク評価を行うことになる。取引されている登録物質の80%以上は企業秘密情報(CBI)に分類されておらず、詳細情報が公開されている。CBIに分類されている物質については、EPAがCBI申請の評価方法に関する規則を策定中だという。2017年8月~2018年10月に化学物質製造業者や加工業者から過去10年間に製造、加工、輸入した物質に関し9万件以上の回答が集められた。今回の更新は、この回答で得られた情報に基づいている。

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