欧州環境庁、欧州におけるプラスチック廃棄物削減の取組を報告

発表日:2019.06.03

欧州環境庁(EEA)は、欧州におけるプラスチック廃棄物削減の取組を分析した報告書を公表した。キプロスを除くEU加盟27カ国とこれ以外でEEAに加盟している4カ国を対象に国や自治体の取組を調査し、実施または計画中の173の具体策も取り上げている。これによると、EUレベルの取組が強化される中、プラスチックを廃棄物対策の優先項目としている国は約半数あるが、具体的な削減目標まで掲げている国は9カ国にとどまっている。プラスチック製の袋やストローの禁止による成果はみられるが、その他大部分のプラスチック製品については具体的な目標設定はなく、各国の取組には温度差がある。レジ袋有料化などの国の施策を除けば、これら173の対策の大半は、同廃棄物の削減を目指した自主的な取決めや啓発活動だという。報告書は、使い捨てプラスチックなど特に環境に有害なプラスチック製品への対策を優先すべきであり、レジ袋だけでなく、欧州で廃棄量が最も多いプラスチック包装材をはじめとする他の製品も有料化する必要があると指摘している。

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