インドのタージ・マハルの都市、大気汚染軽減行動計画を立ち上げ

発表日:2019.06.03

国連環境計画(UNEP)は、インドの観光名所タージ・マハルのあるアグラ市が世界環境デーに合わせ、大気汚染を軽減する包括的な行動計画を立ち上げたと報じた。アグラ市は同国でも汚染の深刻な都市の1つで、タージ・マハルは大気汚染が原因で変色し、過去数年間で観光客が激減。インド最高裁は政府にアグラ市の対策実施を命じた。行動計画は主に、車両排出、ごみ焼却、産業排出、建設工事に伴う大気汚染、大気質モニタリング等を取組の対象としている。アグラ市管轄の州政府は650台の電気バスを配備する計画で、すでに100台以上を調達。民間部門も同市の汚染対策として、プラスチック廃棄物の90%以上を解消する3000万ドルのプロジェクトや、ヤムナ川を浄化する技術の試験的実施、持続可能性関連活動への1500億ルピー拠出など様々な支援を表明している。インド環境・森林・気候変動省は2019年すでに、102都市の大気質基準達成を目指す「国家クリーン大気計画」を立ち上げており、アグラ市の行動計画は他の都市を戦略策定に導くと期待される。

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