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 ドイツ連邦環境庁、包装容器登録制度は順調に始動と報告

発表日:2019.10.29


  ドイツ連邦環境庁(UBA)は、2019年1月に開始された包装容器登録制度は、今までのところ順調であると評価した。この新制度によって、企業及び消費者は、登録している又はリサイクル費用を負担している包装材メーカーを確認できる。現在までに包装材メーカー約17万社が登録を済ませている。ドイツでは包装材の消費量が増大しており、これを最小限に抑え、再利用可能な包装システムを確立する必要がある。リターナブル飲料容器の比率も低下しており、2017年は約42%であった。再利用が不可能な包装の場合、資源を節約しリサイクルしやすいように設計されなければならず、再生材の利用率を上げることも重要である。UBAと登録中央機関は包装材のリサイクル可能性の評価基準を公表しており、製造者はこの基準を指針にしている。UBAはまた、分別回収を困難にする特定の形態の包装(容器全体がラベルに覆われたものや真っ黒なプラスチック包装材など)を完全廃止するよう助言している。消費者もこれらの包装製品を購買しないことが必要だという。

情報源 ドイツ連邦環境庁(UBA) プレスリリース
国・地域 ドイツ
機関 ドイツ連邦環境庁(UBA)
分野 ごみ・リサイクル
キーワード リサイクル | ドイツ連邦環境庁 | 分別回収 | 再生材 | 包装容器登録制度 | リサイクル費用 | 包装材メーカー | 再利用可能な包装システム | リターナブル飲料容器 | プラスチック包装材
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