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 欧州化学物質庁、有害化学混合物の44%が分類・表示義務を順守していないと報告

発表日:2019.12.17


  欧州化学物質庁(ECHA)は、REACH規則の執行に関する情報交換フォーラムのプロジェクト(REF-6)の結果を報告した。REF-6は、有害混合物の分類・表示要件の順守状況について、29加盟国の製造・輸入等に関わる1620社、混合物3391種を対象に調査した。CLP規則の基本要件のほか、適用除外の混合物(簡略表示が認められる小容量混合物等)、調和化分類・表示リスト(HCL)の混合物、殺生物性製品、カプセル型液体洗剤(ジェルボール)についてもこれらの特別の要件の順守状況を調査した。その結果、企業の43%に最低1件、混合物の44%に何らかの不順守があり、17%は分類が、33%は表示が不正確だった。HCLリストの混合物は9%が不順守だった。安全性データシートの33%に不順守があった。カプセル型液体洗剤(ジェルボール)の22%の外箱のふたは、開閉を繰り返すうち耐用期間中であるのに壊れた。殺生物性製品の7%は、殺生物性

情報源 欧州化学物質庁(ECHA) ニュース
国・地域 EU
機関 欧州化学物質庁(ECHA)
分野 健康・化学物質
キーワード 欧州化学物質庁 | CLP規則 | 殺生物性製品規則 | REACH規則 | 有害混合物 | 適用除外の混合物 | 調和化分類・表示リストの混合物 | 殺生物性製品 | カプセル型液体洗剤
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