欧州環境庁、騒音被害の状況を示す地図を公表

発表日:2009.10.26

欧州環境庁(EEA)は、欧州における騒音被害の状況を示す地図「欧州のための騒音観測・情報サービス(NOISE)」を公表した。この地図は、欧州102の都市部を対象にしたもので、欧州経済地域(EEA)32ヶ国のうち19ヶ国からの情報に基づいて策定されている。飛行機や鉄道、道路交通から生じる騒音により、被害にあっている人口数を知ることができる。騒音は広く見られる被害だが、低レベルの騒音への曝露でも、高血圧の引き金となり睡眠を妨げる。「NOISE」によると、人口25万人以上の都市に暮らす住民の半分以上の人々は、55dBLden(EUの24時間平均値の低い方の基準)以上の道路騒音の被害を被っている。なお、EUでは、2002年に、市街地での騒音対策を目的とした騒音指令が採択されており、EU加盟国は2007年12月までに騒音に関するデータを提出することとなっていた。このEU指令では、公園、学校や病院の近くなど、騒音の影響を受けやすい建物や地域の騒音も対象としている。

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