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 倫理的バイオトレード連合、生物多様性に関する2020年版の世論調査結果を公表

発表日:2020.11.11


  生物多様性に配慮した製品流通を目指す倫理的バイオトレード連合(UEBT)は、「2020年版生物多様性バロメータ」を公表した。6か国で6,000人の消費者を対象にした生物多様性に関する世論調査では、回答者の82%が「企業は、人と生物多様性に良い影響を与えるための道徳的義務がある」と考えていることが明らかになった。主な調査結果は次のとおりである。1)生物多様性に対する消費者の意識は高まっており、企業が生物多様性を保護することを望んでいる。2)ミレニアル世代とZ世代は、他の年齢層よりも生物多様性についての情報を得ており、企業の取り組みを調べることが多い。3)フランス、ブラジル、スイスの消費者は、ドイツ、英国、米国の消費者よりも生物多様性に対する意識が高い。4)42%の消費者が、生物多様性に積極的に取り組んでいるブランドを挙げることができなかった。なお、2020年は「国連生物多様性の10年」の最後の年であり、10年続いた同世論調査も2020年が最後となる。

情報源 生物多様性条約(CBD)プレスリリース(PDF)
国・地域 国際機関
機関 生物多様性条約(CBD)
分野 自然環境 環境総合
キーワード 生物多様性 | 世論調査 | 倫理的バイオトレード連合 | 生物多様性バロメータ | 国連生物多様性の10年 | ミレニアル世代 | Z世代
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