中国、南極調査でアルゼンチンとの協力強化

発表日:2010.08.13

第22回南極観測実施責任者評議会(COMNAP)に出席するためアルゼンチンを訪れている、中国国家海洋局の極地調査部門責任者、魏文良氏は、中国とアルゼンチンが南極の科学調査における協力を強化していく、と述べた。ラテンアメリカで最も南極に近いアルゼンチンは、南極観測隊が南極に入る前の準備の場として理想的であることから、中国の極地観測船は、現役(第3世代)の「雪龍」号をはじめ代々、アルゼンチンに寄港している。2010年7月に、アルゼンチンのフェルナンデス大統領の中国訪問が成功を収めたことを受け、今後中国は、アルゼンチンと共同で南極の科学調査プロジェクトを強化し、南極の平和に貢献していくという。「長城」、「中山」に続く中国の南極観測基地、「崑崙」(こんろん)は、南極氷床で最高の海抜4090メートル地点で現在建設中であり、2~3年後に完成してからは、科学者らに広く公開される予定。26年前から南極の科学調査を進めている中国では、科学者らの南極訪問がのべ5000回を超え、研究論文も数多く発表されているが、まだ他国から学ぶことは多いという。

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