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 三菱日立パワーシステムズ、ポーランドの火力発電所向け排煙脱硝装置を受注

発表日:2014.09.19


  三菱日立パワーシステムズ(株)は、ポーランドの発電会社であるエネア社から火力発電所向け排煙脱硝装置(SCR)2基を受注したと発表した。同装置は、石炭焚きボイラーに適する独自開発のプレート型触媒を用いることにより、幅広い運転負荷範囲に対応して、大気汚染の原因となるNOx(窒素酸化物)排出量を80%以上削減することができるもの。今回受注した装置は、首都ワルシャワの南南東約85kmに位置するポーランド最大級の石炭火力発電所であるコジェニッチェ発電所1、2号機に追設される。出力はともに20万kWで、これにより、欧州で2016年から実施される火力発電所の排出規制強化のハードルをクリアして、年間を通じて安定的な連続運転を可能としている。運転開始は1号機向けが2015年末、2号機向けが2016年5月の予定。

情報源 三菱日立パワーシステムズ(株) ニュースリリース
機関 三菱日立パワーシステムズ(株)
分野 大気環境
キーワード 排煙脱硝 | NOx | 大気汚染 | 欧州 | ポーランド | 火力発電所 | 排出規制 | 三菱日立パワーシステムズ
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