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 三菱日立パワーシステムズ、スペインの火力発電所向け排煙脱硝装置を受注

発表日:2014.11.10


  三菱日立パワーシステムズ(株)は、スペインの発電会社であるイドロカンタブリコ社(HC社)から火力発電所向け排煙脱硝装置(SCR)を受注したと発表した。同装置は、石炭焚きボイラーに適する独自開発のプレート型触媒を用いることにより、幅広い運転負荷範囲に対応して、大気汚染の原因となるNOx(窒素酸化物)排出量を80%以上削減することができるもの。今回受注した装置は、スペイン北部のアストゥリアス県に位置するアボニョ発電所2号機とソト デ リベラ発電所3号機に追設される。出力はそれぞれ56万kWと36万kWで、これにより、欧州で2016年から実施される火力発電所の排出規制強化のハードルをクリアして、年間を通じて安定的な連続運転を可能としている。運転開始はそれぞれ2016年と2017年の予定。

情報源 三菱日立パワーシステムズ(株) ニュースリリース
機関 三菱日立パワーシステムズ(株)
分野 大気環境
キーワード 排煙脱硝 | NOx | 大気汚染 | 欧州 | スペイン | 火力発電所 | 排出規制 | 三菱日立パワーシステムズ
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