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 三菱商事(株)、廃プラスチック再資源化事業の本格操業開始

発表日:2009.02.17


  三菱商事(株)は、同社が出資するエム・エム・プラスチック(株)が、千葉県富津市にある富津プラスチック資源化工場(本社)の本格操業の準備を整え、2009年4月から廃棄プラスチックの受入れを開始すると発表した(年間処理能力18,360トン)。同事業は、容器包装リサイクル法(容リ法)で回収される「その他プラスチック製容器包装」(容リプラ)をペレットに再生し、これをサンドイッチ成形技術によりコア層に使用することで、高品質の物流用パレット(MMPパレット)などを製造するもの。MMPパレット1枚あたり、従来の廃プラスチック焼却処理、及びバージン材料によるパレット製造の場合と比べて、27kgのCO2削減効果が期待できるという。ペレット製造工場では、従来の湿式洗浄方式とともに、容リプラの処理では国内初となる乾式洗浄方式を採用。水や熱エネルギーの使用を抑制することで、更なる環境負荷の軽減を目指している。

情報源 三菱商事(株) ニュースリリース
機関 三菱商事(株)
分野 ごみ・リサイクル
キーワード 三菱商事 | プラスチック | 再資源化
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