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 環境省、愛知県小牧市等におけるヒアリ確認事例を公表

発表日:2018.08.23


  環境省は、愛知県小牧市等における特定外来生物ヒアリ(Solenopsis invicta)の発見から、防除、同定までの経緯を公表した。平成30年8月21日、中国広州の南沙港で積み込まれ、名古屋港鍋田ふ頭に陸揚げされたコンテナの移送先(愛知県小牧市内にある事業者倉庫)で、事業者がアリ約20個体を発見し、殺虫処理を行った。事業者から報告を受けた愛知県は、発見地点周辺に殺虫餌(ベイト剤)および粘着トラップの設置を指示。同県の報告により中部地方環境事務所が現状を把握し、当該アリの同定を専門家に依頼した。この時点で当該コンテナは鍋田ふ頭に返却されていたため、翌8月22日、中部事務所・愛知県・名古屋港管理組合・事業者はコンテナ内と返却場所周辺で目視調査を実施した。その結果、新たに約50個体のアリが発見され、生存個体の殺虫処理とコンテナの燻蒸消毒が行われた。平成30年8月23日から24日にかけて、これらのアリがすべてヒアリの働きアリであることが判明し、コンテナ移送経路上の調査を継続しているという。

情報源 環境省 報道発表資料
機関 環境省
分野 自然環境
キーワード 環境省 | 愛知県 | 小牧市 | ヒアリ | 粘着トラップ | ベイト剤 | 中部地方環境事務所 | 鍋田ふ頭
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