新潟市水族館など、海底に定位する「のどぐろ」の撮影に成功

発表日:2019.09.10

新潟市水族館マリンピア日本海は、2019年8月下旬に佐渡海峡の水深150 m付近に留まる「のどぐろ(標準和名:アカムツ)」の撮影に成功したと発表した。同水族館は、2015年から毎年、ふくしま海洋科学館(福島県いわき市)と共に同海域に生息する魚類の生態などを探査している。「のどぐろ」については、8月下旬から9月下旬にかけて成魚が水深100 m付近まで移動することや、成魚の多くは生殖巣が発達した成熟個体であることが確認されているが、産卵や繁殖行動の実態は未解明であった。今回、水中探査機を用いて、水深125~187 mの詳細調査を行ったところ、水深150 m付近の砂泥底にとどまっている2個体(成魚と幼魚)を撮影することができた。映像から、海底から近い場所に定位し、活発な遊泳をしない様子がうかがえ、幼魚期の生息水深や同種の生態の解明につながる情報が得られたという。

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