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 石巻市、生物多様性地域戦略を策定

発表日:2021.04.04


  宮城県石巻市は、「石巻市生物多様性地域戦略」を策定した。同市は、市域の半分以上が動植物を育む森林に覆われており、コナラなどの雑木林と植林地がモザイク状に入り混じっている。また、イヌワシ繁殖地として知られる翁倉山(おきなぐらやま)など重要な生態系が数多くあり、天然記念物やレッドリスト掲載種などの重要な種は、378種確認されている。この計画は2008年6月に公布された生物多様性基本法(平成20年法律第58号)13条に基づくもので、市の生物多様性の保全と持続可能な利用を推進する。目指すべき将来像を「いのち支える自然とともに いしのまき~自然の恵みを未来につなぐはじめの一歩~」と表現し、「知る」「活かす」「つなぐ」を基本方針と設定し、「イヌワシが繁殖しやすい自然環境を再生するため、草地や広葉樹林の維持・創出を推進」など具体的な施策を示している。

情報源 石巻市 新着情報
機関 石巻市
分野 自然環境
キーワード 生物多様性 | 生態系 | 生物多様性基本法 | 石巻市 | イヌワシ | 繁殖地 | 石巻市生物多様性地域戦略 | 翁倉山
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