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 環境省、野鳥のインフルエンザ監視体制を対応レベル3に引き上げ

発表日:2021.11.11


  環境省は、野鳥サーベイランスにおける全国の対応レベルを対応レベル3に引き上げた。鹿児島大学が実施した検査により、令和3年11月8日に鹿児島県出水市で採取した環境試料(水鳥の糞便が落ちているねぐら等の水)から、高病原性鳥インフルエンザウイルス(H5亜型)が検出(陽性)された(野鳥国内1例目)。この報告を受けて、同省は採取地点の周辺10km圏内を野鳥監視重点区域に指定し、野鳥の監視を強化する。また、「野鳥における高病原性鳥インフルエンザに係る対応技術マニュアル」に基づき、国内複数箇所で高病原性鳥インフルエンザの発生が確認されたことから、野鳥サーベイランスにおける全国の対応レベルを「対応レベル2」から「対応レベル3(国内複数箇所発生時」に引き上げた。対応レベル3は、国内単一箇所発生から28日以内に国内の他の箇所において、国内の野鳥、家きん及び飼養鳥で感染が確認された場合(国内複数箇所発生時)を目安としている。

情報源 環境省 報道発表資料
機関 環境省
分野 自然環境
キーワード 鹿児島大学 | 野鳥サーベイランス | 野鳥における高病原性鳥インフルエンザに係る対応技術マニュアル | 高病原性鳥インフルエンザ | 対応レベル2 | H5亜型 | 対応レベル3
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