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 環境省、野鳥のインフルエンザ監視体制を対応レベル3に引き上げ

発表日:2023.10.25


  環境省は、野鳥サーベイランスにおける全国の対応レベルを対応レベル3に引き上げた。北海道釧路市で令和5年10月18日にノスリ1羽の死亡個体が回収され、国立研究開発法人国立環境研究所で遺伝子検査を実施した。10月23日、A型鳥インフルエンザウイルスの陽性反応が確認され、遺伝子検査で10月25日に高病原性鳥インフルエンザウイルス(H5亜型)が検出されたと報告があった。同省では、同事例が、今シーズンで2例目となる野鳥の高病原性鳥インフルエンザの確認となることから、野鳥サーベイランスにおける全国の対応レベルを令和5年10月25日付けで「対応レベル3」に引き上げ、野鳥における監視を強化したもの。対応レベル3は、国内単一箇所発生から28日以内に国内の他の箇所において、国内の野鳥、家きん及び飼養鳥で感染が確認された場合(国内複数箇所発生時)を目安としている。

情報源 環境省 報道発表資料
機関 環境省
分野 自然環境
キーワード 国立環境研究所 | ノスリ | 野鳥サーベイランス | 高病原性鳥インフルエンザ | H5亜型 | 対応レベル2 | 対応レベル3
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