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 富士ゼロックス(株)、国内外の生産拠点で生物多様性保全に向けた土地利用調査を開始

発表日:2010.04.07


  富士ゼロックス(株)は、事業活動における生態系や生物多様性への影響を低減させるため、同社の生産事業所において「土地利用状況の調査」と「生き物調査」を実施すると発表した。国内の5事業所(三重・新潟・富山・神奈川)から開始し、海外の4生産拠点(中国・タイ)にも順次拡大する予定で、2010年度末までに調査および対策立案・実施を行ない、来年度以降の環境マネジメントシステム(EMS)において生物多様性保全に関する項目を組み入れる計画という。「土地利用状況の調査」では、騒音・排水の状況や処理方法、事業所および周辺の潜在的な生物多様性、植樹状況などを把握し、生態系破壊リスクがあるかどうかを実地調査により洗い出す。また、「生き物調査」では、土地利用状況の調査結果をもとに、各事業所近隣の生き物の生息状況を調べ、その経年変化を観察しながら、各地域のNPOなどとともに保全活動を推進していくという。

情報源 富士ゼロックス(株) ニュース
機関 富士ゼロックス(株)
分野 自然環境
キーワード 生物多様性 | 生態系 | 事業所 | 富士ゼロックス | リスク | 土地利用 | 騒音 | 排水 | 環境マネジメントシステム | 生き物
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