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 「予報円」が小さくなる!気象庁の台風の進路予報精度が向上

発表日:2023.06.26


  気象庁は、今後の台風進路予報円および暴風警戒域をより絞り込んで発表する。同庁は、台風の進路を予報する際には、予報の誤差を考慮して、台風の中心が 70%の確率で入ると予想される範囲を円(予報円)で示している。近年、数値予報技術等の改善により台風進路予報の精度が向上していることを踏まえ、台風進路予報の予報円の大きさ及び暴風警戒域を現在よりも絞り込んで発表するよう改善する。特に、3日先以降の予報円が大きく改善し、5日先の予報円の半径はこれまでと比べて最大40%小さくなるという(令和5年6月26日以降に発生する台風に適用)。今回の改善により、タイムラインに沿った自治体の防災対応や住民の防災行動をより適切に支援できるようになることが期待されており、同庁は引き続き台風進路予報精度の向上に取り組んでいく。

情報源 気象庁 報道発表資料
機関 気象庁
分野 大気環境
キーワード 気象庁 | 台風 | 防災 | 暴風警戒域 | タイムライン | 数値予報技術 | 進路予報 | 予報円 | 避難行動
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