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 ダイキン工業(株)、欧州市場向けヒートポンプ式冷温水空調給湯機を発売

発表日:2010.06.24


  ダイキン工業(株)は、同社の100%子会社であるダイキンヨーロッパ社(ベルギー)が、欧州の集合住宅用暖房市場向けに、ヒートポンプ式冷温水空調給湯機を開発し、2010年7月より販売を開始すると発表した。欧州では近年、戸建住宅において、燃焼式温水暖房機からヒートポンプ式温水暖房機への転換が進みつつあるが、集合住宅では、戸別に室外機を設置する場所が無い等の理由から普及が遅れている。そこで同社は、集合住宅向けに、1台の室外ユニットで最大10台の室内ユニットを接続できるヒートポンプ式冷温水空調給湯機を開発。同製品は、2種類の冷媒を使う二元冷凍方式を採用することで、低温水(35℃)の床暖房から高温水(80℃)のラジエーターまでの各種温水暖房を部屋ごとに選択できる。また、同社独自の「冷暖フリーシステム」により、建物の高気密・高断熱化による夏場の冷房需要にも対応している。これにより、従来の燃焼式ボイラーに比べ、年間のCO2排出量を約60%削減できるという。

情報源 ダイキン工業(株) プレスリリース
機関 ダイキン工業(株)
分野 地球環境
キーワード ヒートポンプ | CO2 | 欧州 | ダイキン工業 | 給湯 | 空調 | 集合住宅 | 暖房 | 冷媒 | 室外機
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