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 東京都、韓国企業と下水道技術のライセンス契約を締結

発表日:2010.07.05


  東京都下水道局は、2010年7月5日、下水道技術の1つである「水面制御装置」の特許技術について、韓国企業N4TEC DS社とライセンス契約を締結したと発表した。今回の契約は、ドイツ企業との使用許諾契約に引き続く、海外展開の第二弾となる。「水面制御装置」とは、合流式下水道の雨水吐口から、雨天時に河川などへゴミが流出するのを抑制する装置。下水中のごみを7割以上除去することができるほか、取付が容易、動力が不要で安価といった特長がある。東京都では、これまで約650ヶ所に設置されており、国内でも29都市、約200ヶ所に広く普及している。今回、韓国内での水面制御装置の製造・設置、販売に関する権利がN4TEC DS社に付与された。契約期間は3年間で、その後1年ごとの更新となるという。

情報源 東京都下水道局 お知らせ
機関 東京都
分野 水・土壌環境
キーワード 東京都 | 下水道 | 韓国 | ごみ | 特許 | ライセンス | 水面制御装置 | 合流式下水道 | 雨水吐口
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