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 三菱ふそうトラック・バス(株)、PM、NOxの大幅低減と燃費向上を実現した中型トラックを新発売

発表日:2010.08.26


  三菱ふそうトラック・バス(株)は、PM、NOxの大幅低減と燃費向上を実現した中型トラック(8トンクラス)を、2010年8月26日より全国発売すると発表した。このトラックは、エンジン自体の燃焼効率の向上と排出ガス処理装置(DPF+尿素SCR)の採用により、クリーンな排出ガスと燃費向上によるCO2削減を両立。DPFでPMを捕集・燃焼除去するとともに、尿素SCRでNOxを無害な窒素と水に分解する。これにより、2010年10月から施行される世界最高レベルの平成22年排出ガス規制(ポスト新長期)に適合し、新長期規制比でNOx65%減、PM63%減を実現するとともに、平成27年度重量車燃費基準に適合し、「エコカー減税」にも対応した。また、同社製6M60型エンジン(直列6気筒)に新たに220馬力を設定し、エンジン性能も向上させるとともに、従来から採用している機械式自動変速機を改良し、変速時間の短縮と変速ショックの大幅軽減を実現するなど、快適性と操作性を向上させた。

情報源 三菱ふそうトラック・バス(株) ニュースリリース
機関 三菱ふそうトラック・バス(株)
分野 大気環境
キーワード DPF | 燃費 | CO2 | NOx | PM | 自動車排ガス | 排出ガス規制 | 三菱ふそうトラック・バス | 尿素SCR | ポスト新長期
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