原子力安全委員会、福島第一原子力発電所から大気中への放射性核種(ヨウ素131、セシウム137)の放出総量の推定的試算値を公表

発表日:2011.04.12

原子力安全委員会は、福島第一原子力発電所から大気中への放射性核種(ヨウ素131、セシウム137)の放出総量の推定的試算値を公表した。この試算は、現在までに得られている環境モニタリング等のデータと大気拡散計算から、大気中への放出量を逆推定する手法で行われたもの。同委員会では、今回の原発事故で放出された放射性物質の量を正確に推定することは、現段階ではまだ困難であるとしつつ、事故の全容を把握する一環として、今回の結果を公表した。それによると、3月11日から4月5日までの大気中への放出放射能総量として、ヨウ素131が150ペタ(1ペタ=10の15乗)Bq、セシウム137 が12ペタBqという推定的試算値が出された。なお、今回の事故により環境中に放出された放射性物質としては、他に、大気中に放出された希ガス、海洋に放出された放射性物質、敷地内の表層や土壌中に沈着したものがある。同委員会では、今後も引き続き、この種の作業結果を、取りまとめ次第公表していくという。

情報源 原子力安全委員会 福島第一原子力発電所から大気中への放射性核種(ヨウ素131、セシウム137)の放出総量の推定的試算値について(PDF)
機関 原子力安全委員会(現:原子力規制委員会)
分野 健康・化学物質
大気環境
キーワード モニタリング | 海洋 | 土壌 | 放射性物質 | 福島第一原子力発電所 | 原子力安全委員会 | 放射線 | ヨウ素 | セシウム | 大気拡散
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