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 宮城県、八戸市・八戸セメント(株)と「災害廃棄物処理に関する基本協定」を締結し、試験処理を実施

発表日:2012.03.01


  宮城県は、東日本大震災により発生した災害廃棄物の処理に関して、青森県八戸市及び八戸セメント(株)との間で「災害廃棄物処理に関する基本協定」を締結し、試験処理を実施すると発表した。今回対象となる災害廃棄物は、宮城県石巻市内の廃飼料(穀物を中心とした配合飼料)で、平成24年3月8日に石巻市より搬出され、3月9日に八戸セメント(株)において、約10 トンの試験処理を行う予定という。宮城県では、平成23年10月に、八戸市に対して災害廃棄物(廃飼料)の受入について打診。同年11月に、八戸市長が放射性セシウム濃度100Bq/kg以下の災害廃棄物について受入を認める旨を会見で表明し、平成24年2月19日に八戸市内で住民説明会が開催された後、平成24年3月1日に基本協定の締結に至った。なお、今回処理される廃飼料は、発災当時サイロ等の中に保管されていたものであり、事前に計測した放射能濃度は不検出であったという。

情報源 宮城県 記者発表資料(PDF)
宮城県 記者発表資料(補足)(PDF)
八戸市 県外災害廃棄物の八戸セメントでの処理について
機関 宮城県  八戸市  八戸セメント(株) 
分野 健康・化学物質
キーワード 飼料 | 宮城県 | ベクレル | 放射能 | 放射性セシウム | 災害廃棄物 | 広域処理 | 石巻市 | 八戸市 | 八戸セメント
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