秋田県は、災害廃棄物の試験焼却処理に係る事前調査の結果を公表した。同調査は、岩手県宮古市の災害廃棄物の広域処理を予定している大仙美郷環境事業組合が、試験焼却処理を行うに当たって、事前に受入基準や処理の安全性を確認するため、同市藤原埠頭(岩手県宮古市磯鶏)の選別・破砕施設において実施したもの。その結果、選別・破砕処理エリアの空間放射線量率は、災害廃棄物の影響を受けない十分に離れた地点(バックグラウンド)の空間放射線量率と同じレベルであった。また、災害廃棄物の遮蔽線量率については、災害廃棄物の遮蔽線量率からバックグラウンド遮蔽線量率を除いた値が、0.001マイクロシーベルト/時となり、搬出に当たっての目安値となっている0.01マイクロシーベルト/時を大きく下回った。なお、同県では、災害廃棄物の放射性セシウム濃度、アスベスト濃度、PCB濃度については、後日とりまとめて公表するという。
情報源 |
秋田県 災害廃棄物の試験焼却処理に係る事前調査結果(1)について
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機関 | 秋田県 |
分野 |
ごみ・リサイクル 健康・化学物質 |
キーワード | 焼却処理 | 秋田県 | 災害廃棄物 | 宮古市 | 遮蔽 | 広域処理 | 空間放射線量率 | 大仙美郷環境事業組合 | 搬出 |
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