秋田県は、岩手県の災害廃棄物の試験焼却処理について、搬出・搬入時等の測定結果を公表した。同県では、岩手県宮古市の災害廃棄物の広域処理を予定している大仙美郷環境事業組合(秋田県大仙市)が、平成24年3月26日から試験焼却処理を行っており、空間放射線量率の測定を行っている。今回、27日に実施した災害廃棄物の搬出・搬入時や焼却施設の敷地境界における空間放射線量率の測定結果を公表した。それによると、測定結果は、前日に引き続き、いずれも問題のないレベルであったという。また、27日に大仙美郷クリーンセンターに搬入した災害廃棄物の量は9.83トンで、混焼割合は約13%であった。さらに、焼却灰(主灰)と排ガスのサンプリングを行い、放射性セシウム濃度及びダイオキシン類、塩化水素、窒素・硫黄酸化物、ばいじんを測定した後、焼却灰は29日に、排ガスは4月中旬にそれぞれ測定結果を公表する予定としている。
情報源 |
秋田県 災害廃棄物の試験焼却処理について(第2報)
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機関 | 秋田県 |
分野 |
ごみ・リサイクル 健康・化学物質 |
キーワード | 焼却処理 | 焼却灰 | 岩手県 | 排ガス | 秋田県 | 災害廃棄物 | 広域処理 | 空間放射線量率 | 大仙美郷環境事業組合 | 放射線セシウム |
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