産業技術総合研究所、森林総合研究所および(株)宮城化成(宮城県栗原市)などの研究グループは、「改質リグニン」を樹脂成分とするガラス繊維強化プラスチック(GFRP)で自動車の外装・内装部品(ボンネット、ドアトリム等)を試作し、(株)光岡自動車(富山県富山市)の協力の下、実車取り付け評価試験を開始すると発表した。今回、スギ木材のリグニンとポリエチレングリコールを結合させて改質、分散(分離)し、真空含浸法によりガラス繊維布と共に成形した繊維強化複合材料を使用した部品を供試する。サンプル評価を行ったところ、VOC(揮発性有機化合物)のひとつである有機溶媒スチレンの発生量は4,500分の1未満(従来品比)で、硬化処理前後の収縮率が小さいため、自動車部品用途に耐えるものであることが確認された。実車搭載試験では、車内環境(温度、湿度)を自動計測するとともに天候(降雨、日照)と走行を記録して、部品の経時変化を評価し、実用化における問題点などを抽出するという。
情報源 |
【オンライン情報源1】 産業技術総合研究所 研究成果 【オンライン情報源2】 森林総合研究所 プレスリリース |
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配布形式1 |
【交換形式名称】HTML 【版】不明 |
タイトル | 産総研など、改質リグニンを使用したGFRP部品の実車取り付け評価試験を開始 |
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日付1 |
刊行日: 2018/10/23 |
要約 | 産業技術総合研究所、森林総合研究所および(株)宮城化成(宮城県栗原市)などの研究グループは、「改質リグニン」を樹脂成分とするガラス繊維強化プラスチック(GFRP)で自動車の外装・内装部品(ボンネット、ドアトリム等)を試作し、(株)光岡自動車(富山県富山市)の協力の下、実車取り付け評価試験を開始すると発表した。今回、スギ木材のリグニンとポリエチレングリコールを結合させて改質、分散(分離)し、真空含浸法によりガラス繊維布と共に成形した繊維強化複合材料を使用した部品を供試する。サンプル評価を行ったところ、VOC(揮発性有機化合物)のひとつである有機溶媒スチレンの発生量は4,500分の1未満(従来品比)で、硬化処理前後の収縮率が小さいため、自動車部品用途に耐えるものであることが確認された。実車搭載試験では、車内環境(温度、湿度)を自動計測するとともに天候(降雨、日照)と走行を記録して、部品の経時変化を評価し、実用化における問題点などを抽出するという。 |
目的 | ニュースリリース等の配信 |
状態 | 完成 |
問合せ先(識別情報)1 |
【組織名】産業技術総合研究所 【役職名】 【個人名】 【電話番号】 【FAX番号】 【住所】 【E-mail】 【オンライン情報源】産業技術総合研究所 【案内時間】 【問合せのための手引き】 【役割】情報資源提供者 |
問合せ先(識別情報)2 |
【組織名】森林総合研究所 【役職名】 【個人名】 【電話番号】 【FAX番号】 【住所】 【E-mail】 【オンライン情報源】森林総合研究所 【案内時間】 【問合せのための手引き】 【役割】情報資源提供者 |
問合せ先(識別情報)3 |
【組織名】宮城化成 【役職名】 【個人名】 【電話番号】 【FAX番号】 【住所】 【E-mail】 【オンライン情報源】宮城化成 【案内時間】 【問合せのための手引き】 【役割】情報資源提供者 |
問合せ先(識別情報)4 |
【組織名】光岡自動車 【役職名】 【個人名】 【電話番号】 【FAX番号】 【住所】 【E-mail】 【オンライン情報源】光岡自動車 【案内時間】 【問合せのための手引き】 【役割】情報資源提供者 |
分野 | 環境総合 |
種別 | ニュース・イベント:ニュース:国内ニュース |
場所 | アジア:日本 |
キーワード | 有機溶媒スチレン、森林総合研究所、VOC、光岡自動車、業技術総合研究所、宮城化成、改質リグニン、ガラス繊維強化プラスチック、真空含浸法、繊維強化複合材料 |
言語1 | 日本語 |
文字集合1 | utf8 |
主題分類 | 環境 |
ファイル識別子 | 101118 |
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言語 | 日本語 |
文字集合 | |
親識別子 | |
階層レベル | 非地理データ集合 |
階層レベル名 | 国内ニュース |
日付 | 2018/10/29 |
メタデータ標準の名称 | JMP |
メタデータ標準の版 | 2.0 |
国内ニュース | https://tenbou.nies.go.jp/news/jnews/detail.php?i=25607 |
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