国研)海洋研究開発機構、(国研)産業技術総合研究所およびニュージーランドのカンタベリー大学の研究グループは、先行研究(田村ら(2016))で提唱した仮説「大陸は海から誕生した」を補強する調査研究成果を公表した。この仮説は西之島周辺における調査や岩石分析の結果から導かれたもの。同研究グループは深海曳航調査などを駆使し、同島で噴出した溶岩の成分からマントルやマグマの成因に関する詳細な調査を実施した。その結果、1)西之島海底火山の本体が安山岩であることが再確認され、2)周辺海域の小海丘は玄武岩溶岩でできていることが判明し、3)マントルで出来ている初生マグマ(本源マグマ)の組成が玄武岩質から安山岩質に時代とともに変化したことが示唆された。また、4)安山岩とかんらん石の組成から西之島直下のマントルにおけるマグマ生成・噴出過程の変化も明らかになった。地球における大陸の成因や、人間活動の基盤となる陸地の形成プロセス解明に重要な役割を果たす成果であるという。
情報源 |
【オンライン情報源1】 海洋研究開発機構 プレスリリース 【オンライン情報源2】 産業技術総合研究所 研究成果 |
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配布形式1 |
【交換形式名称】HTML 【版】不明 |
タイトル | JAMSTECなど、「大陸は海から誕生」仮説に関する研究(続編)を発表 |
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日付1 |
刊行日: 2018/11/12 |
要約 | 国研)海洋研究開発機構、(国研)産業技術総合研究所およびニュージーランドのカンタベリー大学の研究グループは、先行研究(田村ら(2016))で提唱した仮説「大陸は海から誕生した」を補強する調査研究成果を公表した。この仮説は西之島周辺における調査や岩石分析の結果から導かれたもの。同研究グループは深海曳航調査などを駆使し、同島で噴出した溶岩の成分からマントルやマグマの成因に関する詳細な調査を実施した。その結果、1)西之島海底火山の本体が安山岩であることが再確認され、2)周辺海域の小海丘は玄武岩溶岩でできていることが判明し、3)マントルで出来ている初生マグマ(本源マグマ)の組成が玄武岩質から安山岩質に時代とともに変化したことが示唆された。また、4)安山岩とかんらん石の組成から西之島直下のマントルにおけるマグマ生成・噴出過程の変化も明らかになった。地球における大陸の成因や、人間活動の基盤となる陸地の形成プロセス解明に重要な役割を果たす成果であるという。 |
目的 | ニュースリリース等の配信 |
状態 | 完成 |
問合せ先(識別情報)1 |
【組織名】海洋研究開発機構 【役職名】 【個人名】 【電話番号】 【FAX番号】 【住所】 【E-mail】 【オンライン情報源】海洋研究開発機構 【案内時間】 【問合せのための手引き】 【役割】情報資源提供者 |
問合せ先(識別情報)2 |
【組織名】産業技術総合研究所 【役職名】 【個人名】 【電話番号】 【FAX番号】 【住所】 【E-mail】 【オンライン情報源】産業技術総合研究所 【案内時間】 【問合せのための手引き】 【役割】情報資源提供者 |
問合せ先(識別情報)3 |
【組織名】カンタベリー大学 【役職名】 【個人名】 【電話番号】 【FAX番号】 【住所】 【E-mail】 【オンライン情報源】カンタベリー大学 【案内時間】 【問合せのための手引き】 【役割】情報資源提供者 |
分野 | 自然環境 |
種別 | ニュース・イベント:ニュース:国内ニュース |
場所 | アジア:日本 |
キーワード | 初生マグマ、海洋研究開発機構、産業技術総合研究所、マントル、マグマ、西之島、カンタベリー大学、深海曳航調査、安山岩、玄武岩 |
言語1 | 日本語 |
文字集合1 | utf8 |
主題分類 | 環境 |
ファイル識別子 | 101292 |
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言語 | 日本語 |
文字集合 | |
親識別子 | |
階層レベル | 非地理データ集合 |
階層レベル名 | 国内ニュース |
日付 | 2018/11/14 |
メタデータ標準の名称 | JMP |
メタデータ標準の版 | 2.0 |
国内ニュース | https://tenbou.nies.go.jp/news/jnews/detail.php?i=25731 |
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