東京理科大学は、河川を漂流するごみ全体を計測する新たな技術を開発し、その概要と実際の河川におけるモニタリング成果を発表した。開発技術は、河川水表面を一定時間デジタルビデオカメラ(DVC)等で撮影し、得られた動画を静止画に分割して、各画像において河川の横断方向に設置した検査線上の画素(RGB値)から漂流ごみを判別するもの。千葉県内の実河川(江戸川、大堀川)において無人・自動連続観測及び有人観測を試行したところ、1)DVCの固定位置(撮影方向)が橋梁(鉛直)であっても堤防や河川管理施設(斜め)であっても、概ね良好な精度でごみ判別できることが確認され、当該技術により2)本技術によるマクロプラスチック(25mm以上)観測と別途行われるマイクロプラスチック(5 mm以下)観測による比較や、3)マクロプラスチックが出水時に集中的に輸送されていることなど、総合的かつ定量的な動態の把握(年間値ベース)の実現可能性、さらには4)プラスチックごみの削減・回収を含む、流域圏全体における発生源対策の重要性なども示唆されたという。
情報源 |
【オンライン情報源1】 東京理科大学 プレスリリース |
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配布形式1 |
【交換形式名称】PDF 【版】不明 |
タイトル | 東京理科大、河川ごみ全体の輸送量モニタリング手法を開発 |
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日付1 |
刊行日: 2018/12/21 |
要約 | 東京理科大学は、河川を漂流するごみ全体を計測する新たな技術を開発し、その概要と実際の河川におけるモニタリング成果を発表した。開発技術は、河川水表面を一定時間デジタルビデオカメラ(DVC)等で撮影し、得られた動画を静止画に分割して、各画像において河川の横断方向に設置した検査線上の画素(RGB値)から漂流ごみを判別するもの。千葉県内の実河川(江戸川、大堀川)において無人・自動連続観測及び有人観測を試行したところ、1)DVCの固定位置(撮影方向)が橋梁(鉛直)であっても堤防や河川管理施設(斜め)であっても、概ね良好な精度でごみ判別できることが確認され、当該技術により2)本技術によるマクロプラスチック(25mm以上)観測と別途行われるマイクロプラスチック(5 mm以下)観測による比較や、3)マクロプラスチックが出水時に集中的に輸送されていることなど、総合的かつ定量的な動態の把握(年間値ベース)の実現可能性、さらには4)プラスチックごみの削減・回収を含む、流域圏全体における発生源対策の重要性なども示唆されたという。 |
目的 | ニュースリリース等の配信 |
状態 | 完成 |
問合せ先(識別情報)1 |
【組織名】東京理科大学 【役職名】 【個人名】 【電話番号】 【FAX番号】 【住所】 【E-mail】 【オンライン情報源】東京理科大学 【案内時間】 【問合せのための手引き】 【役割】情報資源提供者 |
分野 | ごみ・リサイクル |
種別 | ニュース・イベント:ニュース:国内ニュース |
場所 | アジア:日本 |
キーワード | プラスチックごみ、東京理科大学、漂流ごみ、マイクロプラスチック、発生源対策、江戸川、大堀川、マクロプラスチック流域圏 |
言語1 | 日本語 |
文字集合1 | utf8 |
主題分類 | 環境 |
ファイル識別子 | 101696 |
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言語 | 日本語 |
文字集合 | |
親識別子 | |
階層レベル | 非地理データ集合 |
階層レベル名 | 国内ニュース |
日付 | 2019/01/07 |
メタデータ標準の名称 | JMP |
メタデータ標準の版 | 2.0 |
国内ニュース | https://tenbou.nies.go.jp/news/jnews/detail.php?i=26094 |
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