ドイツ連邦環境省(BMU)は、原生自然地域の回復のため新たに1000万ユーロの助成プログラムを開始した。ドイツはその国家生物多様性戦略(NBS)で、2020年までに国土の最低2%を、自然の変化に任せ人間が手を加えない原生自然地域に戻すという目標を掲げており、今回のプログラムはこの目標の達成をめざすもの。ドイツでは大規模な原生自然地域は農業や交通、都市化により減少している。現在残っているのは主に国立公園、国家自然遺産地域の一部、自然保護地域内に限られ、国土の約0.6%ほどと見積もられている。NBSが掲げる2%という目標は71万4000ヘクタールに相当する。河川や海岸、湿原、高山、鉱山跡地、旧軍事訓練地区などが候補地として想定され、土地購入などの資金としてBMUの原生自然地域基金から年に1000万ユーロが拠出される。連邦政府が土地の販売価格の最大100%を負担するという。プログラムの管理には国営有限会社「未来・環境・社会(ZUG)」が当たる。
情報源 |
【オンライン情報源1】 ドイツ連邦環境省(BMU) プレスリリース 【オンライン情報源2】 原生自然地域について 【オンライン情報源3】 原生自然地域について |
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配布形式1 |
【交換形式名称】HTML 【版】不明 |
タイトル | ドイツ、原生自然地域の回復のため新たに1000万ユーロを拠出 |
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日付1 |
刊行日: 2019/07/09 |
要約 | ドイツ連邦環境省(BMU)は、原生自然地域の回復のため新たに1000万ユーロの助成プログラムを開始した。ドイツはその国家生物多様性戦略(NBS)で、2020年までに国土の最低2%を、自然の変化に任せ人間が手を加えない原生自然地域に戻すという目標を掲げており、今回のプログラムはこの目標の達成をめざすもの。ドイツでは大規模な原生自然地域は農業や交通、都市化により減少している。現在残っているのは主に国立公園、国家自然遺産地域の一部、自然保護地域内に限られ、国土の約0.6%ほどと見積もられている。NBSが掲げる2%という目標は71万4000ヘクタールに相当する。河川や海岸、湿原、高山、鉱山跡地、旧軍事訓練地区などが候補地として想定され、土地購入などの資金としてBMUの原生自然地域基金から年に1000万ユーロが拠出される。連邦政府が土地の販売価格の最大100%を負担するという。プログラムの管理には国営有限会社「未来・環境・社会(ZUG)」が当たる。 |
目的 | ニュースリリース等の配信 |
状態 | 完成 |
問合せ先(識別情報)1 |
【組織名】ドイツ連邦環境省(BMU) 【役職名】 【個人名】 【電話番号】 【FAX番号】 【住所】 【E-mail】 【オンライン情報源】ドイツ連邦環境省(BMU) 【案内時間】 【問合せのための手引き】 【役割】情報資源提供者 |
分野 | 自然環境 |
種別 | ニュース・イベント:ニュース:海外ニュース |
場所 | ヨーロッパ(NIS諸国を含む):ドイツ |
キーワード | ドイツ連邦環境省、国立公園、国家生物多様性戦略、原生自然地域、国家自然遺産地域、自然保護地域、原生自然地域基金、未来・環境・社会 |
言語1 | ドイツ語 |
文字集合1 | utf8 |
主題分類 | 環境 |
ファイル識別子 | 103368 |
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言語 | 日本語 |
文字集合 | |
親識別子 | |
階層レベル | 非地理データ集合 |
階層レベル名 | 海外ニュース |
日付 | 2019/07/16 |
メタデータ標準の名称 | JMP |
メタデータ標準の版 | 2.0 |
海外ニュース | https://tenbou.nies.go.jp/news/fnews/detail.php?i=27328 |
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