東邦大学、九州大学および国立環境研究所による研究グループは、黄砂と常位胎盤早期剥離(早期剥離)発生の関連性を調べ、得られた知見を報告した。早期剥離は、胎盤が出産前に剥がれてきてしまう状態で、妊婦は出血が多くなり、胎児は胎盤を通した酸素や栄養の供給が絶たれてしまう。同研究グループは、黄砂の観測データ(測定装置がある9都府県)および日本産科婦人科学会の周産期登録データベース(対象期間:2009~2014年、対象人数:3014人)を用い、出産日1~6日前の黄砂が、早期剥離を伴う出産と関連しているのかを調べた(早期剥離の危険因子や気象要因を加味した分析)。その結果、1)黄砂が飛来していた場合、早期剥離が40%増加していることが分かった。黄砂飛来時には大気汚染物質濃度が高くなる傾向があるため、統計学的にそれらの要因の影響を取り除いた分析結果においても、黄砂と早期剥離の関連性が認められたという。
情報源 |
【オンライン情報源1】 東邦大学 プレスリリース 【オンライン情報源2】 九州大学 研究成果 【オンライン情報源3】 国立環境研究所 新着情報 |
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配布形式1 |
【交換形式名称】HTML 【版】不明 |
タイトル | 東邦大など、黄砂と常位胎盤早期剥離発生の関連性を報告 |
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日付1 |
刊行日: 2019/11/08 |
要約 | 東邦大学、九州大学および国立環境研究所による研究グループは、黄砂と常位胎盤早期剥離(早期剥離)発生の関連性を調べ、得られた知見を報告した。早期剥離は、胎盤が出産前に剥がれてきてしまう状態で、妊婦は出血が多くなり、胎児は胎盤を通した酸素や栄養の供給が絶たれてしまう。同研究グループは、黄砂の観測データ(測定装置がある9都府県)および日本産科婦人科学会の周産期登録データベース(対象期間:2009~2014年、対象人数:3014人)を用い、出産日1~6日前の黄砂が、早期剥離を伴う出産と関連しているのかを調べた(早期剥離の危険因子や気象要因を加味した分析)。その結果、1)黄砂が飛来していた場合、早期剥離が40%増加していることが分かった。黄砂飛来時には大気汚染物質濃度が高くなる傾向があるため、統計学的にそれらの要因の影響を取り除いた分析結果においても、黄砂と早期剥離の関連性が認められたという。 |
目的 | ニュースリリース等の配信 |
状態 | 完成 |
問合せ先(識別情報)1 |
【組織名】東邦大学 【役職名】 【個人名】 【電話番号】 【FAX番号】 【住所】 【E-mail】 【オンライン情報源】東邦大学 【案内時間】 【問合せのための手引き】 【役割】情報資源提供者 |
問合せ先(識別情報)2 |
【組織名】九州大学 【役職名】 【個人名】 【電話番号】 【FAX番号】 【住所】 【E-mail】 【オンライン情報源】九州大学 【案内時間】 【問合せのための手引き】 【役割】情報資源提供者 |
問合せ先(識別情報)3 |
【組織名】国立環境研究所 【役職名】 【個人名】 【電話番号】 【FAX番号】 【住所】 【E-mail】 【オンライン情報源】国立環境研究所 【案内時間】 【問合せのための手引き】 【役割】情報資源提供者 |
分野 |
健康・化学物質 大気環境 |
種別 | ニュース・イベント:ニュース:国内ニュース |
場所 | アジア:日本 |
キーワード | 胎盤、国立環境研究所、九州大学、黄砂、妊婦、胎児、大気汚染物質、東邦大学、観測データ、常位胎盤早期剥離 |
言語1 | 日本語 |
文字集合1 | utf8 |
主題分類 | 環境 |
ファイル識別子 | 104485 |
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言語 | 日本語 |
文字集合 | |
親識別子 | |
階層レベル | 非地理データ集合 |
階層レベル名 | 国内ニュース |
日付 | 2019/11/13 |
メタデータ標準の名称 | JMP |
メタデータ標準の版 | 2.0 |
国内ニュース | https://tenbou.nies.go.jp/news/jnews/detail.php?i=28190 |
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