ドイツ政府は、国の適応戦略に関するモニタリング報告書2019年版で、温暖化の影響が顕著に表れていると報告した。ドイツでは1881~2018年に平均気温が1.5℃、過去5年間だけで0.3℃上がり、熱ストレスによる健康リスクの増加、北海の海水温の上昇、農作物の収量変動、異常気象など広範囲に影響が出ており、影響に耐える建物などの対策が緊急に必要だとしている。最高気温が30℃を超える真夏日も1951年の年間約3日から現在は約10日までに増加している。今回のモニタリングでは、連邦全土の熱に起因した死亡例について初めて報告された。水利用に関しても過去10年間で地下水の水位低下が深刻化し、一部の地域では飲料水供給にすでに問題が生じている。農業や林業への影響も大きく、過去50年間で農業用地での利用可能な水量は明らかに減少し、2018年には猛暑と干ばつにより7億ユーロの損害が生じた。暴風雨や豪雨のような異常気象によって、2018年に住宅、車両、家財、貿易、産業、農業で約31億ユーロの保険損失が発生した。
情報源 |
【オンライン情報源1】 ドイツ連邦環境省(BMU) プレスリリース |
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配布形式1 |
【交換形式名称】HTML 【版】不明 |
タイトル | ドイツ、気候変動の適応に関するモニタリング報告書2019年版を公表 |
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日付1 |
刊行日: 2019/11/26 |
要約 | ドイツ政府は、国の適応戦略に関するモニタリング報告書2019年版で、温暖化の影響が顕著に表れていると報告した。ドイツでは1881~2018年に平均気温が1.5℃、過去5年間だけで0.3℃上がり、熱ストレスによる健康リスクの増加、北海の海水温の上昇、農作物の収量変動、異常気象など広範囲に影響が出ており、影響に耐える建物などの対策が緊急に必要だとしている。最高気温が30℃を超える真夏日も1951年の年間約3日から現在は約10日までに増加している。今回のモニタリングでは、連邦全土の熱に起因した死亡例について初めて報告された。水利用に関しても過去10年間で地下水の水位低下が深刻化し、一部の地域では飲料水供給にすでに問題が生じている。農業や林業への影響も大きく、過去50年間で農業用地での利用可能な水量は明らかに減少し、2018年には猛暑と干ばつにより7億ユーロの損害が生じた。暴風雨や豪雨のような異常気象によって、2018年に住宅、車両、家財、貿易、産業、農業で約31億ユーロの保険損失が発生した。 |
目的 | ニュースリリース等の配信 |
状態 | 完成 |
問合せ先(識別情報)1 |
【組織名】ドイツ連邦環境省(BMU) 【役職名】 【個人名】 【電話番号】 【FAX番号】 【住所】 【E-mail】 【オンライン情報源】ドイツ連邦環境省(BMU) 【案内時間】 【問合せのための手引き】 【役割】情報資源提供者 |
分野 |
環境総合 地球環境 |
種別 | ニュース・イベント:ニュース:海外ニュース |
場所 | ヨーロッパ(NIS諸国を含む):ドイツ |
キーワード | 飲料水供給、異常気象、海水温、温暖化、健康リスク、農作物、熱ストレス、ドイツ政府、モニタリング報告書、収量変動 |
言語1 | ドイツ語 |
文字集合1 | utf8 |
主題分類 | 環境 |
ファイル識別子 | 104690 |
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言語 | 日本語 |
文字集合 | |
親識別子 | |
階層レベル | 非地理データ集合 |
階層レベル名 | 海外ニュース |
日付 | 2019/12/05 |
メタデータ標準の名称 | JMP |
メタデータ標準の版 | 2.0 |
海外ニュース | https://tenbou.nies.go.jp/news/fnews/detail.php?i=28349 |
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