琉球大学、九州大学、東京大学およびシドニー大学の研究チームは、最終氷期最盛期(約3万年前~1.7万年前)の「グレートバリアリーフ」でサンゴ礁が形成されたことを実証した。これまで同研究チームは、国際的な海洋掘削プロジェクトに参加し、最終氷期最盛期に海面低下(規模:20~40 m、速度:100年間に1.5~2 m)が2度起きたことを突き止め、グレートバリアリーフが海面の低下・上昇(サンゴ礁の発達・停止)を4回繰り返し、発達し続けてきたことを解明した。今回、堆積物コア試料に含まれている「星砂(有孔虫の化石)」の棘の残存状態や、殻に含まれる放射性炭素の量などを詳細に分析した結果、最終氷期最盛期に起きた2度の海面低下の直後に同地で、海面が上昇する時期と似た発達過程によりサンゴ礁が形成されたことが明らかになった。地球温暖化に伴う海面の変動に対して、サンゴ礁が柔軟に応答できること示す知見であるという。
情報源 |
【オンライン情報源1】 琉球大学 研究成果 【オンライン情報源2】 九州大学 研究成果 |
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配布形式1 |
【交換形式名称】HTML 【版】不明 |
タイトル | 琉球大など、最終氷期最盛期のグレートバリアリーフ発達過程を解明 |
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日付1 |
刊行日: 2020/01/10 |
要約 | 琉球大学、九州大学、東京大学およびシドニー大学の研究チームは、最終氷期最盛期(約3万年前~1.7万年前)の「グレートバリアリーフ」でサンゴ礁が形成されたことを実証した。これまで同研究チームは、国際的な海洋掘削プロジェクトに参加し、最終氷期最盛期に海面低下(規模:20~40 m、速度:100年間に1.5~2 m)が2度起きたことを突き止め、グレートバリアリーフが海面の低下・上昇(サンゴ礁の発達・停止)を4回繰り返し、発達し続けてきたことを解明した。今回、堆積物コア試料に含まれている「星砂(有孔虫の化石)」の棘の残存状態や、殻に含まれる放射性炭素の量などを詳細に分析した結果、最終氷期最盛期に起きた2度の海面低下の直後に同地で、海面が上昇する時期と似た発達過程によりサンゴ礁が形成されたことが明らかになった。地球温暖化に伴う海面の変動に対して、サンゴ礁が柔軟に応答できること示す知見であるという。 |
目的 | ニュースリリース等の配信 |
状態 | 完成 |
問合せ先(識別情報)1 |
【組織名】琉球大学 【役職名】 【個人名】 【電話番号】 【FAX番号】 【住所】 【E-mail】 【オンライン情報源】琉球大学 【案内時間】 【問合せのための手引き】 【役割】情報資源提供者 |
問合せ先(識別情報)2 |
【組織名】九州大学 【役職名】 【個人名】 【電話番号】 【FAX番号】 【住所】 【E-mail】 【オンライン情報源】九州大学 【案内時間】 【問合せのための手引き】 【役割】情報資源提供者 |
問合せ先(識別情報)3 |
【組織名】東京大学 【役職名】 【個人名】 【電話番号】 【FAX番号】 【住所】 【E-mail】 【オンライン情報源】東京大学 【案内時間】 【問合せのための手引き】 【役割】情報資源提供者 |
問合せ先(識別情報)4 |
【組織名】シドニー大学 【役職名】 【個人名】 【電話番号】 【FAX番号】 【住所】 【E-mail】 【オンライン情報源】シドニー大学 【案内時間】 【問合せのための手引き】 【役割】情報資源提供者 |
分野 |
自然環境 地球環境 |
種別 | ニュース・イベント:ニュース:国内ニュース |
場所 | アジア:日本 |
キーワード | 放射性炭素、地球温暖化、サンゴ礁、堆積物、サンゴ、琉球大学、有孔虫、グレートバリアリーフ、最終氷期、星砂 |
言語1 | 日本語 |
文字集合1 | utf8 |
主題分類 | 環境 |
ファイル識別子 | 105049 |
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言語 | 日本語 |
文字集合 | |
親識別子 | |
階層レベル | 非地理データ集合 |
階層レベル名 | 国内ニュース |
日付 | 2020/01/16 |
メタデータ標準の名称 | JMP |
メタデータ標準の版 | 2.0 |
国内ニュース | https://tenbou.nies.go.jp/news/jnews/detail.php?i=28608 |
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