(国研)農業・食品産業技術総合研究機構(農研機構)とジオシステム(株)は、流水中に設置した「シート状熱交換器」の熱交換特性を実規模で検証し、農村地域における施工方法などを考案した。現在、農業用ハウスに導入されている「ヒートポンプ」は、空気中や土中での熱交換により、暖房・冷房などを行うものが多い。同研究グループは、全国各地に流速30 m/min以上の農業用水路がストックされていることを踏まえ、それらの「流水熱」利用を図るために、実規模の水理模型(幅1.6m、側壁高1.6m、長さ15m)において、ポリエチレン細管(φ6 mm)で構成された「シート状熱交換器(5.6 m×0.9 m)」の熱交換特性を評価した。流速条件や設置方法の違いによる検証を行った結果、冷房運転時を想定した流速10 m/minの試験において、シート状熱交換器を設置した場合に、土中設置の15倍に相当する効率でヒートポンプ熱源利用できることが分かったという。
情報源 |
【オンライン情報源1】 農業・食品産業技術総合研究機構 プレスリリース |
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配布形式1 |
【交換形式名称】HTML 【版】不明 |
タイトル | 農研機構など、農業用水路における「シート状熱交換器」利用システムを実証 |
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日付1 |
刊行日: 2020/01/15 |
要約 | (国研)農業・食品産業技術総合研究機構(農研機構)とジオシステム(株)は、流水中に設置した「シート状熱交換器」の熱交換特性を実規模で検証し、農村地域における施工方法などを考案した。現在、農業用ハウスに導入されている「ヒートポンプ」は、空気中や土中での熱交換により、暖房・冷房などを行うものが多い。同研究グループは、全国各地に流速30 m/min以上の農業用水路がストックされていることを踏まえ、それらの「流水熱」利用を図るために、実規模の水理模型(幅1.6m、側壁高1.6m、長さ15m)において、ポリエチレン細管(φ6 mm)で構成された「シート状熱交換器(5.6 m×0.9 m)」の熱交換特性を評価した。流速条件や設置方法の違いによる検証を行った結果、冷房運転時を想定した流速10 m/minの試験において、シート状熱交換器を設置した場合に、土中設置の15倍に相当する効率でヒートポンプ熱源利用できることが分かったという。 |
目的 | ニュースリリース等の配信 |
状態 | 完成 |
問合せ先(識別情報)1 |
【組織名】農業・食品産業技術総合研究機構 【役職名】 【個人名】 【電話番号】 【FAX番号】 【住所】 【E-mail】 【オンライン情報源】農業・食品産業技術総合研究機構 【案内時間】 【問合せのための手引き】 【役割】情報資源提供者 |
問合せ先(識別情報)2 |
【組織名】ジオシステム(株) 【役職名】 【個人名】 【電話番号】 【FAX番号】 【住所】 【E-mail】 【オンライン情報源】ジオシステム(株) 【案内時間】 【問合せのための手引き】 【役割】情報資源提供者 |
分野 | 環境総合 |
種別 | ニュース・イベント:ニュース:国内ニュース |
場所 | アジア:日本 |
キーワード | 流水熱、ヒートポンプ、農村、熱交換、農業用水路、農研機構、ジオシステム、流水、シート状熱交換器、農業用ハウス |
言語1 | 日本語 |
文字集合1 | utf8 |
主題分類 | 環境 |
ファイル識別子 | 105086 |
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言語 | 日本語 |
文字集合 | |
親識別子 | |
階層レベル | 非地理データ集合 |
階層レベル名 | 国内ニュース |
日付 | 2020/01/21 |
メタデータ標準の名称 | JMP |
メタデータ標準の版 | 2.0 |
国内ニュース | https://tenbou.nies.go.jp/news/jnews/detail.php?i=28632 |
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