(独)国立科学博物館と福島大学の研究グループは、植物のおしば標本(押し葉標本、?葉(さくよう)標本とも言う)の原形を損なうことなくDNAを抽出する方法を発表した。近年のDNA解析技術の進歩により、標本に残存するDNAを使った研究が注目されているが、DNA抽出には標本の一部を切り取るなど破壊することが避けられなかった。同研究グループは、緩衝溶液〔トリス塩酸バッファー(0.01M)、エチレンジアミン四酢酸(0.01M)、ドデシル硫酸ナトリウム(0.01%)、プロテイナーゼK(0.1 mg/ml)〕をおしば標本の表面に滴下・回収することで、標本の形態を変化させることなくDNAのみを抽出する手法を開発した。今回開発した手法は、標本の原形を維持したままDNAを抽出できるため、標本の情報を損なうことなく分子生物学研究への利用を可能とし、短時間・低コストで実施できることから、汎用的な植物DNA抽出法としての普及が期待できるという。
情報源 |
【オンライン情報源1】 国立科学博物館 プレスリリース(PDF) 【オンライン情報源2】 福島大学 プレスリリース(PDF) |
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配布形式1 |
【交換形式名称】PDF 【版】不明 |
タイトル | 国立科学博物館など、植物標本の非破壊DNA抽出法を開発 |
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日付1 |
刊行日: 2020/01/24 |
要約 | (独)国立科学博物館と福島大学の研究グループは、植物のおしば標本(押し葉標本、?葉(さくよう)標本とも言う)の原形を損なうことなくDNAを抽出する方法を発表した。近年のDNA解析技術の進歩により、標本に残存するDNAを使った研究が注目されているが、DNA抽出には標本の一部を切り取るなど破壊することが避けられなかった。同研究グループは、緩衝溶液〔トリス塩酸バッファー(0.01M)、エチレンジアミン四酢酸(0.01M)、ドデシル硫酸ナトリウム(0.01%)、プロテイナーゼK(0.1 mg/ml)〕をおしば標本の表面に滴下・回収することで、標本の形態を変化させることなくDNAのみを抽出する手法を開発した。今回開発した手法は、標本の原形を維持したままDNAを抽出できるため、標本の情報を損なうことなく分子生物学研究への利用を可能とし、短時間・低コストで実施できることから、汎用的な植物DNA抽出法としての普及が期待できるという。 |
目的 | ニュースリリース等の配信 |
状態 | 完成 |
問合せ先(識別情報)1 |
【組織名】国立科学博物館 【役職名】 【個人名】 【電話番号】 【FAX番号】 【住所】 【E-mail】 【オンライン情報源】国立科学博物館 【案内時間】 【問合せのための手引き】 【役割】情報資源提供者 |
問合せ先(識別情報)2 |
【組織名】福島大学 【役職名】 【個人名】 【電話番号】 【FAX番号】 【住所】 【E-mail】 【オンライン情報源】福島大学 【案内時間】 【問合せのための手引き】 【役割】情報資源提供者 |
分野 |
自然環境 環境総合 |
種別 | ニュース・イベント:ニュース:国内ニュース |
場所 | アジア:日本 |
キーワード | 分子生物学、国立科学博物館、DNA、福島大学、標本、DNA解析、DNA抽出法、おしば標本、緩衝溶液、プロテイナーゼK |
言語1 | 日本語 |
文字集合1 | utf8 |
主題分類 | 環境 |
ファイル識別子 | 105204 |
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言語 | 日本語 |
文字集合 | |
親識別子 | |
階層レベル | 非地理データ集合 |
階層レベル名 | 国内ニュース |
日付 | 2020/01/30 |
メタデータ標準の名称 | JMP |
メタデータ標準の版 | 2.0 |
国内ニュース | https://tenbou.nies.go.jp/news/jnews/detail.php?i=28729 |
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